【Vivado HLS】平均計算を高位合成する(プロジェクト作成)

C言語でFPGAの回路を合成できる、高位合成に興味があります。Vivado HLSはXilinx社から提供されている高位合成ツールで、現在はライセンスフリーです。どこまで設計が楽になるのか、性能はどこまで出せるのか等々、疑問点は多数ですが、まずは平均計算という簡単なところから始めてみたいと思います。

以下環境下で、プロジェクトを作成してみます。
・Vivadoバージョン:2016.3
・Windows 10 64bit

  1. Vivado HLSを開くと表示されるスタート画面で「Create New Project」を選択

    Vivado HLS 高位合成 プロジェクト スタート画面

  2. プロジェクトの名前と作成場所を指定してNext

    Vivado HLS 高位合成 プロジェクト 名前 作成場所

  3. 使用するCソースファイル、ヘッダファイルを指定してNext。今回はプロジェクト作成後に各ファイルを追加するので、ここでは何もしません。

    Vivado HLS 高位合成 プロジェクト ソースファイル

  4. 使用するテストベンチファイルを指定してNext。テストベンチもCソースファイルになります。こちらも後で追加します。
    Vivado HLS 高位合成 プロジェクト テストベンチ
  5. ソリューションの設定を決めます。ソリューションはプロジェクト毎に複数作成でき、ソリューション毎に異なる設定でコンパイル可能です。高位合成では設定を変更してコンパイル結果を確認、性能や使用リソースを比較といった手順を繰り返すようです。・Solution Name:ソリューション名
    ・Clock-Period:クロック周期
    ・Clock-Uncertainty:クロックの不安定さ。コンパイル時はこのUncertaintyが考慮されたクロック周期が使用されます。空欄にすると、不安定さをクロック周期の12.5%として解析されるそうです。下の設定例で言えば、10-1.25=8.75をクロック周期として使用することになります。
    ・Part:使用デバイス選択

    デバイスを選択しないと進めないため、「Part Selection→Part」の右を選択。

    Vivado HLS 高位合成 プロジェクト ソリューション

  6. デバイスを選択。ここではZyboに搭載されるZynqを選択しています。

    Vivado HLS 高位合成 プロジェクト デバイス選択

  7. デバイスが選択されたことを確認してFinish。
    Vivado HLS 高位合成 プロジェクト ソリューション デバイス選択
  8. プロジェクトが作成され、GUIが表示されます。
    Vivado HLS 高位合成 プロジェクト

これでプロジェクトが作成できたので、次回はソースファイルを追加してCシミュレーションを行ってみたいと思います。

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